It beats
叩く









叩く

不意に頬を叩かれベットに倒れこむ・・・
朦朧とした頭の中に頬の痛みと縛りで食い込む縄の痛みが交錯する。

何故叩かれたのか・・
何か私は悪い事を言ってしまったのだろうか

いや違う・・・私は奴隷として扱われているんだ・・
絶対服従、逆らう事が許されないという事を、身体に覚えこまされている。

拒否が出来ないように、そして、服従するように・・

頬の痛みは温かく、穂のかにピリピリしとした感覚に追い討ちをかける
縄が身体を締め付ける息苦しくも抱しめられているような痛み・・

そして、縛りによる体の痺れと、頬を打たれた痛みがシンクロする
痛みが・・快感に変わってゆく瞬間・・

全てを支配されようとしている・・

それを望むMの身体は、感覚を鋭くしはじめる
そして・・・