縄は凶器にもなるもの 使う者が掛ける相手に何を思いながら
縄を身体に掛けて行くのか ここでは、初歩の初歩から語ってゆこう


縄の心得

縄の手入れというが
基本は乾燥させる事が第一である

そして縄は、常に伸ばしておくこと これは絡まり防止になり 絞りを保持する
上では必要である

オイルの補充 毛羽立ちが多くなってきたらオイルが不足している状態
オイルを補充する しかし頻繁にはしてはいけない 含ませ過ぎは結びを
滑らせる要因となる

毛羽立ちが収まらなくなったら 交換時期 速やかに交換すること
毛羽立ちは緊縛体の皮膚へのダメージが大きくなるので、早めに交換の
決断をすること

身体への心得

縄を掛ける前にイメージを描くことが大切である
縛りあげた姿をイメージすることは緊縛の上達への道であると思う。

緊縛体への労わりもまた重要であろう
皮膚と縄との擦れは必ず手を添えて縄を通す事

急所への縄は絶対にしないこと

そして、緊縛時間 皮膚の色、腕の角度、手首の状態、足の状態
観察しやすいのは 皮膚の色である 最初は赤らみ うっ血時には青くなって行く