縄の手入れ 
           
          麻縄は、乾燥が重要です。 
          湿らせたら必ず干して乾燥させましょう。 
          干す時は、陰干しです。 
           
          女性の体液や汗は、塩分が含まれていますので、 
          縄の使用後は、必ず乾いたタオルか手ぬぐいで 
          からぶきをすることをお勧めします。 
           
          使用後は、必ず乾燥させてください。 
          カビやささくれの原因になります。 
           
          乾燥させたら、オイル(蜜蝋・馬油、ミンクオイル・ベビーオイル 
          ・植物由来の油など)を足します。 
          
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          縄の洗浄 
           
           
          麻縄は、丈夫ですが、その反面、非常にデリケートです。 
          汚れた場合は、中性洗剤で、ネットに入れ洗濯することを 
          お勧めします。もちろん、水流は弱めですね。 
           
          洗濯をしていしまいますと、せっかく縄にしみこんだ油が 
          洗い流されてしまいます。それを補う為に、油分を補給し 
          てあげることが必要となります。 
           
           
          オイルなめし 
           
           
          一般では、馬油といいますが、コレは生の動物油ですので 
          管理が悪いと、カビが生えます。と言うかバックに入れっぱなし 
          にすると、100%、カビますので、私はお勧めしません。 
           
          市販のベビーオイルでいいと思います。 
          塗り方は、布かタオルにオイルを染込ませ、それで、 
          縄を軽く、こするようにするだけで良いと思います。 
          染込ませすぎには注意してくださいね。 
           
          オイルなめしをした縄はこれで十分です。 
           
          塗り過ぎた^^:と思ったら、干してください。 
          毛羽が出ているのであれば、焼いてそのあとすり鞣しです。 
           
          
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          オイル 
           
          オイルは、緊縛用の麻縄の必需品です。 
          いろいろ言われています。 
          馬油、ミンク油、アロマオイル、ベビーオイル、etcと、 
          さまざまなものが言われています。 
          なめす人の好みによりますが、 
          馬油は高価で、生の油(本物は要冷蔵)のために、 
          乾燥が必要です。 
          手入れをしないとカビが必ずはえます。 
          ミンク油は、光沢で出ます、これも動物油なのでカビがはえやすいと思います。 
           
          ベビーオイルは、どこでも手には入ります。値段もそこそこですので、 
          オイルを縄の手入れでつけるものとしては、手軽ですね。 
          このオイルに、アロエオイル、アーモンドオイル、 
          などのアロマオイルを混ぜても良いと思います、 
          自分だけの、特製アロマオイル縄を作ってはいかがでしょう。 
           
          アロマオイルは、 
          市販されているものは、香料が強く、香水のような強い匂いのものも 
          ありますので、つけすぎないように、注意しないと持ち運びのときに、 
          気を使うかもしれません。 
           
          プロの方たちは、仕上げに蜜蝋を使っているといわれています。 
          話によると明智伝鬼氏も使っているらしいですが・・・ 
           
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          オイルの含ませ方 
           
          手っ取り早いのは、軍手に、オイルを染込ませ、 
          その軍手を手にはめて、縄を握りすばやく、 
          あいているほうの手で縄を引っ張り均等に、 
          オイルが染みるように軍手の中を麻縄を通せば良いだけです、 
          軍手でなくてもぼろきれでもいいですしょう。 
          オイルを含ませたものの中に、 
          麻縄を2回ほど通すだけで良いでしょう。 
          但し、つけすぎには、注意してくださいね。 
           
          付けすぎた場合は、一晩新聞紙に包み、 
          余分な油を吸い取らせてから、3日ほど陰干しすれば、 
          ある程度の油は抜けると思います。 
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